この実記によると2004年03月にさるやさん(62)が東京都立高校の卒業式で、国歌斉唱の際に起立しなかったため、定年後の再雇用選考で不合格にされた。不合格処分の取り消しと損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が15日、東京高裁であった。このような事についている訴訟が高裁判決は初めて。
判決によると申谷さんは2003年10月に都教委から出しためいれいを気にしないで起立しなかったから再雇用を申請したが、不合格になった。
この日の判決が一審判決を取り消し、211万円の支払いのみを命じた1審・東京地裁判決を取り消し、請求をすべて退けた。後に申谷さんの思想と良心の自由を保障した憲法に違反するという主張について、「学校教育は成り立たない」から起立しなかったと退けた。申谷さんは上告する方針。